直面していた課題

技術には自信があるものの、近隣に低価格のサロンが次々とオープンし、価格で比較される状態が続いていました。値引きで対応するほど利益が薄くなり、次の一手に使える資金も時間も残らない。オーナー様が最初に話されたのは、この行き詰まりでした。

  • 売上が伸びない状態が続いていた
  • 新規のお客様が価格を基準に店舗を選んでいた
  • 指名や再来の理由が、スタッフの間でも言葉にできていなかった
  • 値下げ以外の打ち手が社内から出てこなかった

実行したこと

1. お客様が来店する理由を調べ直す

既存のお客様の来店履歴とアンケートを集め、どの層が繰り返し来ているか、何をきっかけに指名が続いているかを整理しました。価格の安さではなく、仕上がりを人に見せたくなること、自分のために選んだ時間だと感じられることが、再来につながっていました。

2. その理由に合わせてサービスを組み直す

店舗で変えたこと

  • 来店時の挨拶と専用カルテを整え、担当が変わっても前回の会話が引き継がれる状態にした
  • 仕上がりを撮影できる場所を店内に用意し、撮影の手順をスタッフ間で統一した
  • 継続して通うお客様向けのメンバーシップを設け、案内の内容を分けた

3. 顧客ごとの案内を自動で回す

来店の間隔、好みのスタイル、これまでの反応をもとに、次のご案内を送る時期と内容を分けました。手作業で送っていた連絡を仕組みに移し、送る判断の基準を残しています。

変わったこと

価格以外の理由が言葉になり、スタッフがお客様へ同じ説明をできるようになりました。指名や再来の案内が担当者の記憶ではなく履歴データから出るようになり、送り忘れがなくなっています。何を売りにするかの判断も、感覚ではなく来店データを見て決める形に変わりました。

売上、単価、再来率の変化については、算出方法と掲載の確認が取れ次第、この記事に追記します。

進め方

1
1ヶ月目 現状分析・方針づくり
顧客データの分析、競合調査、打ち手の優先順位づけ
2
2ヶ月目 サービスの組み直し
接客手順の見直し、店内環境の整備、スタッフ研修
3
3ヶ月目 顧客管理と案内の構築
顧客管理システムの構築、案内配信の設定
4
4から6ヶ月目 改善と横展開
データを見ながらの調整、他店舗への展開

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